【第11回霞ヶ浦自然観察会「霞ケ浦に来る冬鳥 オオヒシクイを探そう」を実施しました!】 |
1月11日(土曜日)に稲敷市の稲波干拓と妙岐ノ鼻で野鳥観察会を開催しました。曇りの日でしたが,風がほとんどなくて,寒さをあまり感じない良い一日でした。
双眼鏡を覗きながら鳥を探して歩きました。初めての人には,飛んでいる鳥を双眼鏡に入れるが難しいようでしたが,電線などに止まっている鳥は,双眼鏡でうまく捉えられたようで,カラスや長い尾を振っているモズなどを観察しました。一人が鳥を見つけ,「あ,いたいた」と声を出すと,すぐに近くの人から「どこどこ」と声が上がり,和やかな観察会となりました。
タゲリ,ツグミ,タヒバリなどが観察できました。途中で,「今朝,干拓地内に軽トラックが入り,オオヒシクイ逃げていない」との情報が入りましたが,野鳥観察を続け観察小屋まで歩きました。
途中で堤防に上がると,カイツブリ,カルガモ,コガモ,マガモ,オナガガモ等が観察できました。観察小屋では稲敷雁の郷友の会の方にビデオでオオヒシクイを見せていただきました。
また,小屋の近くの水面には雌雄のオナガガモが数多く浮かんでいて,その数の多さに感激している人もいました。
午後は妙岐ノ鼻へ行きました。展望台から湿原を眺めると,遠くの木に猛禽類が止まっているのがわかりました。空には遠くで小さいですが,悠々と舞っている猛禽類がいました。霞ケ浦の湖畔まで移動してミサゴ,カワウ,ダイサギ等を観察し,帰ろうとした時,最後にきれいな鳥カワセミを見つけ,観察会は終了となりました。
残念ながら今回の観察会のメインの鳥であるオオヒシクイは一羽も観察できませんでしたが,多くの種類の猛禽類が見られ,最後にはカワセミも見られたことで,皆さんは満足したようです。
ホームページでは,過去の結果とこれからの予定を掲載していますので,ぜひ御覧ください(^^)
☆霞ケ浦環境科学センターホームページ(霞ヶ浦自然観察会)☆
https://www.pref.ibaraki.jp/soshiki/seikatsukankyo/kasumigauraesc/05_gakushu/shizen/shizen.htm